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管理人のSE経験値(Exp)を見える化するブログ

中小企業(独立系Sier)でインフラエンジニアをしている管理人が日々の業務、自己啓発によって得た知識、経験を雑記するブログです。

Windows Server 2012 R2:Hyper-Vレプリカ環境でのチェックポイント削除について

検証内容

Windows Server 2012 R2のHyper-Vレプリカ環境でレプリケーションが有効になっている仮想マシンのチェックポイントを削除し、動作を確認した。

検証結果

前提条件
・プライマリサイトのチェックポイントはレプリカサイトにも同期される。
・プライマリサイトではチェックポイントの削除操作が可能。
・レプリカサイトではチェックポイントの削除操作は不可。


テスト1:プライマリサイトにてチェックポイントを削除

項目 内容
動作 プライマリサイト側においてレプリケーション頻度で設定されている間隔(30秒、5分、15分のいずれか)に合わせて仮想ディスクのバックグラウンドでの統合処理が行われていた。前文で"レプリケーション頻度に合わせて"という記載をしたのはバックグラウンドでの統合処理において開始、中断を頻繁に繰り返していたためである。該当の動作から仮想マシン(vhdx)の変更点をログファイル(.hrl)に蓄積するタイミングもしくはレプリカサイトへレプリケーションするタイミングで統合処理の中断、開始が行われていた様に思われる。ディスク統合の開始、中断を繰り返していたためか通常の仮想マシンでチェックポイントを削除し、ディスク統合するよりも非常に多くの時間を要した。
テスト結果 プライマリサイト:
ディスク統合される。

レプリカサイト:
ディスク統合されず、チェックポイントの差分ディスク(.avhdx)が残ったままとなる。


テスト2:レプリカサイトにフェールオーバーし、レプリケーションを反転

項目 内容
動作 レプリカサイト側において自動的にレプリケーション頻度で設定されている間隔(30秒、5分、15分のいずれか)に合わせて仮想ディスクのバックグラウンドでの統合処理が行われていた。テスト1においてレプリカサイト側でディスクの統合処理が行われていなかったためかフェールオーバー、レプリケーション反転後に自動的に処理が実行されていた。"レプリケーション頻度に合わせて"という記載をしたのはバックグラウンドでの統合処理においてレプリカサイト側でも開始、中断を頻繁に繰り返していたためである。該当の動作から仮想マシン(vhdx)の変更点をログファイル(.hrl)に蓄積するタイミングもしくはプライマリサイトへレプリケーションするタイミングで統合処理の中断、開始が行われていた様に思われる。ディスク統合の開始、中断を繰り返していたためか通常の仮想マシンでチェックポイントを削除し、ディスク統合するよりも非常に多くの時間を要した。
テスト結果 プライマリサイト:
テスト1の状態のまま

レプリカサイト:
自動的にディスク統合処理が実行され、ディスクが統合された。


※上記テスト結果からHyper-Vレプリカ環境において本番運用中のチェックポイント作成は控えた方がよいと考える。


利用環境

Windows Server 2012 R2
Hyper-V
Hyper-Vレプリカ