Windows 10:アプリの無線制御に関するプライバシー設定をグループポリシーにて制御する
目的
Windows 10のアプリの無線制御に関するプライバシー設定をグループポリシーにて制御する。
※本設定は事前にWindows 10 Version 1511のAdministrative Templatesを導入する必要があります。導入されていない環境の場合、グループポリシー設定上に設定項目が表示されません。
変更箇所 (ドメイン/ローカル一般ユーザー)
Administrative Templates
グループポリシー設定
グループポリシーの以下設定を変更する。
設定画面
設定項目
項目 | 値 |
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設定箇所 | グループポリシー\コンピュータの構成\管理用テンプレート \Windowsコンポーネント\App Privacy |
設定項目 | Let Windows apps access control radios |
設定値 | ・未構成【既定】 ・有効 →user is in control →Force Allow →Force Deny ・無効 |
設定値説明
設定値 | 説明 |
---|---|
user is in control | 組織内の従業員は、Windowsアプリケーションがデバイス上で[設定] - [プライバシー]を使用して、アプリが無線を制御することを決定することができる。 |
Force Allow | Windowsアプリケーションは、設定を変更することはできません。組織内の従業員はアプリが無線を制御することを許可されいる。 |
Force Deny | Windowsアプリケーションは、設定を変更することはできません。組織内の従業員はアプリが無線を制御することを許可されていない。 |
「Let Windows apps access control radios」を"有効"/"Force Deny"設定後 (ドメイン/ローカル一般ユーザー)
利用環境
Windows 10 Pro 64bit (バージョン:1511)
DCサーバー:Windows Server 2012 R2
フォレスト機能レベル:Windows Server 2008 R2
ドメイン機能レベル:Windows Server 2008 R2
※Windows 10 Version 1511 Administrative Templates導入済み環境